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【1】宇宙戦艦ヤマト

自分なりの作品レビューを書いていこうと思います。



【宇宙戦艦ヤマト】
 シリーズ初となる原点的作品。
よく間違えられるのですが、松本零士氏によるコミックは原作ではなく、
アニメのコミカライズ担当、というのが正しいです。
ヤマトに関してはアニメが原作、という扱いになっています。
作品を製作しながらの放送であったため、一部の設定が初期案とは異なったり、
後々付与されたり、変更されたりなどがあります(特にガミラス人の設定)。

よく懐かしのアニメ特集などで取り上げられる
「地球か、何もかも皆懐かしい」の沖田艦長の台詞はこの作品の最終話からの引用です。
 
 物語を簡単に紹介すると
ある日突然、謎の星ガミラスから攻撃を受けた地球は、
必死の抵抗もむなしく、海は枯れ、地上は放射能に汚染され、
地下に潜って滅亡の時期を延命するしかない状態に追い込まれます。
そんな中、同じく謎の星イスカンダルからの使者がもたらしたカプセルには
放射能除去装置を提供する旨の伝言と、
地球には存在しない動力である波動エンジンの設計図も同封されていました。
地球脱出用に建造されていた宇宙船のエンジンを換装し、装備も加えてヤマトは完成。
イスカンダルへと旅立っていく、というもの。
 
全体的に苦難の航海を物語っているため、作中の空気は重くて暗い。
 
往復29万6000光年という人類未踏の航海で本当にイスカンダルに到達できるのか
無事1年で戻ってこられるのか
そもそも放射能除去装置を本当に入手できるのか
 
等といった多くの不安を乗組員全員が感じているからです。

そういった乗組員の感情は作品内の随所で描かれていて、
機関部員の藪は上官の徳川に不満をたびたび漏らしているし、
ドメルの策略によって地球と通信した相原は反乱分子になりかけ、単身地球へと帰ろうとします。
またオクトパス星団での足止めの際には、多くの乗組員が焦燥の念から
暴力沙汰の問題を起こして懲罰を受けていたりします。

挙句はガミラスとイスカンダルは双子星で位置がほぼ同じあることから、
ガミラス本星から遠距離攻撃を受けた際に、
双子星であることを知らないヤマト乗員はイスカンダルに対して疑心暗鬼になったりもします。
のんきに仮装パーティーや水泳したり航海中に結婚式なんかは絶対にしていないのです。
 
あと、意外と誤解されがちなのですが、本作は戦闘シーンはさほど多くありません。
大規模な戦闘に限れば
冥王星沖海戦、シュルツの特攻、七色星団での戦い、ガミラス本星での戦いぐらいに限られます。

どちらかというと戦闘シーンより人間同士のドラマに力を入れていると言えます。
 特に本作18話では真田志郎による古代進への心情の吐露などがのちの「さらば」での
終盤のシーンにとても大きな影響を与えていると言えますし、
火星でのワープテストの際に損傷した山本機を見捨てなかった古代に対し、
「2」「さらば」での山本の献身にもつながったとも言えます。
 
なお、作中での表現では存在しませんが雑誌などでとりあげられる場合、
本作におけるイスカンダルへの航海を「ガミラス戦役」と表記されることもあります。
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