皆さん、こんにちは。
昨日はグブラ幻想図書館でとある彫金師の日記に関して触れましたが、
この図書館では他にも色んな内容の本が読めます。
そのうちの一冊でちょっと気になったがこちら
ガレマール帝国では階級思考がべらぼうに強く、
名前に所属階級が含まれるなど深刻化している、ということらしいです。
まだ帝国は2代目で100年も経ってないはずなんだけどなぁ、
と思いましたが、
そもそも史実でも三国志で有名な魏呉蜀は3国すべからく100年経たずに
政権中枢で選民的な事してたなぁと考えると特に不自然ではないようです。
まずは国家元首である皇帝には「ゾス」が付くとのこと
こちらはガレマール帝国2代目皇帝のヴァリス・ゾス・ガルヴァス氏。
たしかにミドルネームの所に「ゾス」が入っていますね。
「ゾス」がどういう意味かはわかりませんが、
国家元首が使うくらいだから何かかっこいい意味でもあるんだと思います。
続いてこちらは軍人の階級。
軍団長が「ヴァン」で、それ以降は指揮兵力が少なくなるにつれ、
「トル」「サス」「レム」……と続くようです。
日本の戦国時代で言うなら「侍大将」とか「足軽頭」といったところでしょうか。
ガイウスを知る同僚っぽい敵の軍団長レグラ・ヴァン・ヒュドルス
きちんと「ヴァン」が入ってますね。
ガイウスも軍艦を指揮してましたが、
軍団長クラスになると艦隊の運用が可能になるようですね。
※ちなみにガイウスのフルネームが確認できるSSが無かったので今回は取り上げてません。
しかし、ミドルネームに「ヴァン」が入ってたような気はします。
そしてこちらはリウィア・サス・ユニウス
タナティさんからすればシルフ族の仇敵として印象深い残忍な将です。
もし戦闘後に捕虜にしていたとしても、処刑をお願いしたと思います。
「サス」は軍団長から比べると2段階下の階級ですが、
砦や要塞の責任者クラスのポジションになれるようです。
そしてこちらはかなりマイナーな将官のアウルス・レム・ヴルソ
東部森林のFATEで登場する彼。
発生場所がラークスコールの最奥とも言える部分かつ
そこへわざわざ出向くこともないので、
存在を知らないままの冒険者も多いのではないでしょうか?
何気に先ほどのリウィアと1段階差しかないのに驚きです。
FATEの説明文を読む限りでは、このクラスで1000人を指揮できる模様。
「千人」という単語は実数ではなく「多い」という意味での盛られたものならわかりませんが、
仮に実数だったとするなら、
リウィアなどの「サス」クラスは3000~4000人程度の将兵を率いることが出来ると想定できますね。
(だいたい1階級下の指揮官の部隊を3~4まとめて指揮するため)
そしてこちらは機工師の階級編
シドの父親ミドにはミドルネームで「ナン」がついています。
筆頭機工師だったことがうかがわれますね。
一方、シドの方は魔導城などで名乗りを上げる際にミドルネームがありませんでした。
おそらくですがガレマール帝国から逃亡した際に、
一種の忌まわしい記憶にもなるため、名前を捨てたと考えることができるかもしれません。
ちなみにシドを一方的に敵視するネロのミドルネームは「トル」
機工師の階級では「トル」が無いので、彼は圏外のようです。
しかしながら、シドがいなくなってからは重用されているとのこと(あくまで自己申告)なので、
こうした階級を表わすミドルネームは後天的ではなく先天的に付けるものなのかもしれません。
そして最後に公職系。
思わぬ所で発見しました。ルキア・ゴー・ユニウス。
こちらも上から3つ目の「ゴー」が入っていますね。
1ランク上がるのにどれだけの手間暇が必要なのかわからないのであれですが、
ルキア姉妹の出自があまり恵まれたものではなかった点を考慮すると、
おそらく本人達が非常に頑張ったのかもしれません。
とまぁ思いついたキャラクタを取り上げて命名規則を確認してみましたが、
意外と面白かったです。
今後もガレマール帝国のキャラクタが出てきた際には、
名前を見てどういった役職なのか想像するのも楽しそうですね。